ダイキンAN40WABKP（2019）ABKシリーズフィルター自動お掃除機能付きエアコンクリーニング

今回はダイキンのお掃除機能付きエアコンのクリーニングをさせていただきました。最初にリモコンをお借りして、動作確認を行います。ご依頼の際にはリモコンをご用意ください。

型番はAN40WABKP（2019）でダイキンの「お掃除機能付きエアコン」ABKシリーズです。「AI快適自動運転」など最新の機能が満載のエアコンです。

早速、パーツを外し始めます。

外装パーツを外しますと「お掃除ユニット」が出てきます。こちらは自動で、フィルターのホコリを取ってくれる機能で、最近の排気量の大きいエアコンにはほとんどついている機能になります。「フィルター」のホコリを取るという、シンプルな機能に思えますが、その機械を外すのに手間が掛かります。

コネクターを慎重に外していき、お掃除ユニット部分が外れました。

「お掃除ユニット」が外れますと、エアコンの要部分「熱交換器」が出てきます。
よく見ると、ホコリの塊がチラホラ。自動でホコリを集めてくれるハズですが、なぜ・・・
ここまで外しましたら、本体の洗浄をしていきます。

本体の洗浄を行います。洗浄作業に欠かせない「高圧洗浄機」という機械を、水場に設置させていただきます。
大量の水を汲み上げて使いますが、ホースを水栓に直接つなげるような事はなく、バケツに溜めた水に給水ポンプを入れて使います。

洗浄は本体に、エアコンクリーニング用のカバーを掛けて、その中で洗浄していきます。
まずは、熱交換器と呼ばれる本体上側のアルミフィンの部分を洗浄していきます。
洗剤を掛けて時間を置きましたら、高圧洗浄機を使い浮いた汚れと洗剤を流していきます。

次に、風が送られてくる「吹き出し口」部分を洗浄していきます。
ここは冷たい冷気が当たる箇所で、結露しやすく、ホコリとカビで覆われます。
しっかりと洗い流していきましょう。

ホコリがついてカスカスしていた、アルミフィン部分が綺麗になり金属本来の艶が戻りました。

風が出てくる吹き出し口の写真です。カビやホコリで汚れていた吹き出し口が、洗浄後はスッキリしました。

本体から外したパーツです。

こちらはフィルターのホコリを溜めておく「ダストボックス」と、呼ばれるパーツとフィルターの洗浄前の写真です。
自動でホコリで取ってくれますが、集められたものはご自身で綺麗にしなくてはいけません。（パナソニックの一部のエアコン以外はすべて、このダストボックスに集める仕組みになっています。）またフィルターも厚めのホコリこそついていませんが、全体的に根詰まりしています。これらのパーツは、お風呂場などの水場をお借りして水洗いしていきます。

お掃除ユニットもよく見ると、ホコリが・・・こちらは水で濡らせないので手拭きをしていきます。

パーツをすべて綺麗にしましたら、外したときと逆工程で戻していきます。すべて戻しましたら動作確認を行い、正常の動作を確認しましたら作業は終了です。

こちらは洗浄で出てきた汚水です、この黒さはエアコン内のカビの量に比例します。今回、クリーニングを行って良かったとお客様もおしゃってました！