パナソニックCS-564CXR2（2014）お掃除機能付きエアコンクリーニング

パナソニックのお掃除機能付きのエアコンをお掃除させていただきました。

品番は「CS-564CXR2」になります。「５６４」の「５６」は排気量を表します。５６はかなり大きめです。

作業前に必ず動作確認を行います。この際にリモコンが必ず必要になってきますので、ご用意くださいね。

きちんと動作の確認がとれましたら、さっそく、パーツを外していきましょう。上下の風向を外しましたが、ここもカビで黒くなり始めていました。

外装をパーツを外しますと、そこに見えるのは・・・「お掃除機能」の機械です。通常エアコンですと、この状態でお掃除可能なのですが、お掃除機能つきはここからまた時間を要します。

お掃除機能の部分が外れました。パナソニックのものはとてもごっついです！

外したパーツをきれいにしていきます。お掃除ユニットは水を使って洗えませんので、掃除機を使ってホコリをとり、手で拭いていきます。

水で洗えるものは、お風呂の洗い場をお借りして洗浄させていただきます。キレイに使わせていただきます！

カビの付いているパーツには、カビ用の次亜塩素酸の入った洗剤を使います。

今回のエアコンはリビングで使用されており、近くにキッチンがあることから「油汚れ」が結構見受けられました。特にフィルターがしっかりと油汚れが着いていたため、こちらはアルカリ洗剤で洗浄させていただきます。この油汚れ、結構やっかいでして、油汚れのない物ですと、通常のエアコン用洗剤で十分落ちるのですが、しっかり着いているものは網目にしっかりとこびり付いて取れないのです・・・

一方で本体の方も洗浄していきます。カバーをかけて、その中で洗剤をかけて、汚れを浮かして高圧洗浄で流してきます。

アルミフィンに洗剤をかけている様子です。アルミフィンは熱交換を行う場所で、エアコンの中でも一番重要な場所になります。

こちらは風を送り出す、ファンになります。ここにカビが出始めて、お掃除を依頼される方が多いようです。よく見ると、ボソボソとした黒いカビ汚れが出てきていますね・・・

洗浄前のアルミフィンです。うっすらとホコリが乗ってるのがわかりますでしょうか？

洗浄後のアルミフィンです。ホコリやカビが落ちて、金属本来の輝きが戻りました。

吹き出し口の洗浄前の様子です。黒いファンにはホコリが付いて白くなり、ボソボソした汚れが着いているのが分かります。 ここから風が送られていたかと思うと、ちょっと嫌ですね・・・

汚れがすっかり落ちました。これで気持ちよく風を浴びられそうですね！

洗浄後に出てきた汚水です。アルミフィンを洗浄した汚水はほとんどが、ドレインパンに溜まって、ホースをつたって外に排水されます。下のバケツに溜まったものは、主に、吹き出し口のファンを洗浄した際に出てきたものになります。真っ黒ですね・・・

洗浄したパーツを戻していきまして、最後にリモコンを借りて動作確認を行います。きちんと動作することを確認しましたら、作業終了となります。